2021/07/18

2016/12/06投稿 厚生労働省発表のノロウイルス対策について

2016年7月1日に厚生労働省は各都道府県知事、保健所設置市長に対して「大量調理施設衛生管理マニュアルの改正(※1)」を通達しました。

この通達では年間に発生する食中毒事故の4割以上に及ぶノロウイルス感染事故を重大な課題とし、新たなノロウイルス対策として(今までの次亜塩素酸ナトリウムでの消毒に加え)「ノロウイルスに効果のあるエタノール系消毒薬」での消毒を推奨しております。

この通達に参考資料として添付されている「ノロウイルスの不活化(※2)条件に関する調査」(国立医薬品食品衛生研究所)において、JAMES MARTINと同組成の試供薬剤“S”がノロウイルスに対して「不活化効果あり」と報告されています。

今季のウイルス予防にお役立て下さい。

※1 参考資料・・・

厚生労働省通達文章(生食発0701第5号平成28年7月1日大量調理施設衛生管理マニュアルの改正について)

厚生労働省サイト

<41ページ、45ページに記載の試供薬剤“S”がJAMES MARTINと同組成のエタノール消毒薬です。>

※2 不活化・・・ウイルスなどの感染力や毒性を失わせること